【2022年】初心者向けアジングの解説!横浜のオススメ陸釣りの場所も紹介!

アジング用の道具一式

アジをソフトルアーで釣る方法が、【アジング】と言われ最近ブームになっています。

実は横浜の陸からでも、簡単に東京湾の美味しいアジ(黄金アジと呼ばれてます)が釣れます。この記事にて、アジングの道具、仕掛け、オススメの釣り場を初心者向けにわかりやすく解説していきます。

「ソフトルアー」:プラスチックで出来た小魚や虫に似せたルアーのことです。

まずは、旅行先でアジを釣った経験談をお伝えして、楽しさを知ってもらった後に具体的な釣り方などを説明していきますね。

目次

アジングの楽しさを経験した

2022年1月和歌山県の漁港での釣り

日頃の仕事疲れを癒やすために、家族で和歌山県の白浜まで温泉旅行に行きました。夜に旅館近くの漁港で、ソフトルアーを投げてメバルを狙っていました。

漁港の何箇所かは、すごく明るい光で海が照らせれています。ぱっと海中を見ると魚がウヨウヨいるではないですか!さっそくルアーを投げます。

直ぐに竿先に反応がありますが、「あれ、メバルがルアーをくわえた感触と違うぞ?!」と思い、魚を引上げてみるとなんと「アジ」が釣れてます。その後もアジばかりが釣れ、もともとメバル狙いだったため、「君を釣りに来たのでないよ、メバルが釣りたいの」と言って海へ返してました。

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周りで釣りをしている人は誰もいないぞ!チャンスでした。

アジ釣りの楽しさ

ただ、アジも釣っていると、アジが掛かった時の「グイグイ」引張っていく力の感触が楽しくなってきます。ルアーを色々と変えながら「どの色が一番食いがいいのかな、ハリの大きさはどれがいいのかなあ?」とアジの釣れるパターンをいつの間にか探している自分がいました。

アジの口が薄く、エサを食べる時は吸い付くように食べる習性は知っていたので、ハリのサイズを細く小さくして、ルアーは小さく切って試してみました。そうするとアジが釣れるペースが、早くなり2時間で30匹は釣っていました。

この漁港では、他に釣り人がいなく、私一人がアジ釣りに夢中になっていました。その時は「アジ釣りの新しい釣り方を発見したぞ、これからどんどん他の場所でも試してみるか」と一人満足して旅館に戻っていきました。

ふとしたきっかけで、魚が釣れることが多くあります。また、今回はアジには「細く小さいハリ、小さいルアー」が有効との発見もありました。

「アジング」も大人気ですね!今では「アジング」用の道具、ルアーもいっぱい出てきて釣れやすくなってます。

アジングとは?
ルアーを使って、アジを釣ることを意味します。あじ+ing(英語で”行っている”という意味)と分解するとわかりやすいですね。。

基本、細めの竿に小型リールを付けて、細い糸の先にジッグヘッド(小さい鉛オモリにハリが付いたもの)を結び、やらかいプラスチックで出来たソフトルアーをジグヘッドに通し、そのソフトルアーを投げてアジを釣ります。

アジングは、基本夜の釣りです。港の護岸で常夜灯など明かりが海を照らしているところを狙ってルアーを投げます。これは、アジのエサとなるエビや小さな魚、プランクトンが明かりに集まり、それを狙いにアジが集まるためです。

アジが集まっている場所を見つけるためには、明りが照らされている海面をよく見ることです。注意深くなめるように見ると、少しバシャバシャしているところがあります。まさしくその場所にいます。慣れるとすぐわかるようになりますよ。

日中は明るいため、アジから見てソフトルアーがニセモノのエサだと思ってしまうからです。

アジングの道具・仕掛け

今回は、初めて陸からアジングをするのに必要な道具・仕掛けを説明します。初めは、手持ちの道具で使えそうなさお、リールの使用でOK。十分釣果は期待出来ますよ!

アジングロッド(竿) 

アジング用の竿2本比較
上の竿は3,000円程度の無名の竿、下の竿はメバルやアジ用の10,000円程度する竿

ロッドは、まず手持ちの2メートル前後の柔らかく細い竿、またはソフトルアーを投げる専用竿があれば、それを使えばOKです。ただ、アジ釣りは、軽いオモリに小さなソフトルアーを使うので、シーバス竿などの固く太い部類の竿は当たりがわからず使用には向いていません。

竿の長さは、6フィート(182センチ)~7フィート(213センチ)がオススメ
【1フィート=30.4センチ】

初めからアジング竿を買う場合は、最低1万円以上のアジング専用がオススメ。竿の作りが細く、竿先は少し固い方が、当たりがわかりやすくいいですね。あまり安い竿だと当たりが取りにくく、直ぐにいい竿が欲しくなります。

画像の上の竿は、長さ5.6フィートのメーカー名がわからない安い竿です。初めてアジングした時に使い、何匹も釣っています。

アジング用リール 

手元にある小型スピニングリールの中で、1000番台から2000番台までのものを選び、更にドラグが少しでも効くリールを用意してください。ベイトリールは軽いルアーを投げるため、やりづらくオススメしません。

【ドラグ】とは魚が掛かり、リールを巻いている時に、スプール(糸が巻いてあるところ)が滑りながら回るシステム。スプールが滑ることにより、大きい魚や急に魚が掛かった時に、引っ張る力を分散する効果があり糸が切れることを防ぐ機能。

安いリール(2千円~3千円程度)は、【ドラグ】の機能があるものと、あってもほとんどスムーズにスプールが滑らないものなどが大半です。アジ釣りは、細いラインを使う釣りです。【ドラグ】機能は必要です。【ドラグ】が少しでも効くリールをオススメします。

リールのメーカーは、大手のダイワとシマノがありますが、リールの大きさを番手で表しています。ダイワとシマノと少し表示方法が異なりますが、アジング向けは1000番台から2000番台がちょうど釣りやすくておすすめです。

小型リールが良いのは、アジングは極小(0.8g)のオモリを使ったりしますので、ある程度精細さが必要であり、細かな動きに対応するためです。

アジング用のリール3個の比較(自分仕様分)
左側はダイワカルディア2004番、真ん中はダイワフリームス2000番、右側はダイワレガリス2000番 

今後購入を検討される方には、私が使用しているダイワレガリス2000s(上記画像右)が、オススメですね。巻き心地、ドラグ性能も良く、実売価額7,000円程度とお手頃です。

アジング用ライン

アジングが初めての初心者向けには、ラインはナイロンラインが絶対にオススメです。オススメ理由は下記4点です。

  • しなやかであり扱いやすいくトラブルが少ない
  • 安価である
  • エサ釣りなど他の釣りでも使っている機会が多く、誰もが使い慣れているラインである
  • 直接ジグヘッドに結べる

特に夜の釣りになるため、ラインが切れたり、絡んだりすると釣りにならなくなります。トラブルの少ないナイロンラインが初心者には特にオススメです。

ナイロンラインの太さですが、0.8号程度の細いラインを使ってください。オモリが0.8g程度の軽いオモリを使いますので、細いラインでないと操作が難しくなってきます。

その他、エステルライン、PEライン、フロロカーボンラインがありますが、少し慣れてからは、是非エステルライン0.25号程度を使ってください。ほんの少しの当たりもわかります。

アジング用のショックリーダー(自分用)
左はエステルライン0.25号、右はショックリーダー0.6号

エステルラインは、ポリエステルで出来ているラインで、略してエステルラインと言ってます。最近出てきたラインですが、出始めはよく途中で切れたり、細くて見えなかったりと扱いにくいラインでした。

しかし、最近のエステルラインはかなり改善されて来てます。少し使い慣れれば、魚がルアーに食いつく感覚もラインを通して伝わってきます。水深が深いところを狙う場合も、ラインがすぐに沈み、仕掛けが落ちる速度も早くなり、効率よく釣りが出来ます。

速攻8の字結びの道具(自用)
速攻8の字結び器です。これを使えば簡単に8の字が結べます。

エステルラインの先にはショックリーダーというクッションの役割をするラインを結びます。0.6号のショックリーダーを30センチ程度結びます。ラインとショックリーダは8の字結びという方法がおすすめです。私はダイワの「速攻8の字結び器」を使って結んでいます。

アジングで使用するジグヘッド

アジング用のジグヘッド5種類(自用)
アジ用ジグヘッドです。0.6g~1.5g。

オモリとハリが一体化した仕掛けのことをジグヘッドといいます。ラインにこのジグヘッドを結び釣ります。この単純な仕掛けを最近は【ジグ単】と言ったりします。

釣具店にはアジ専用のジグヘッドが多く売られています。初めてアジングで釣りをする場合は、あまり軽いジグヘッドを買うと、海中に沈んだ仕掛けの位置が全くわからず、釣り自体が楽しめなくなります。

初めてアジングをする時には、重さは、1.5gを中心に使っていくといいですね。

慣れてくれば、0.8g程度の軽いジグヘッドも使って精細な釣りも行っていきましょう。

アジング用のソフトルアー(ワーム)

ソフトルアーとは、プラスチックで出来た小魚や虫などに似せたルアーのことをいいます。ソフトルアーのことを【ワーム】ともいいます。ジグヘッドのハリに付けて釣ります。

種類はほんと沢山あります。アジにはストレートワームを主に使います。まずはアジ用と書かれた細めの物を選んで揃えてください。その日により、よく釣れるルアーの種類は変わってきます。安価なので数種類は揃え、色々試してみましょう。

アジング用のソフトルアー
実績のあるソフトルアーです。右上のreinsのソフトルアーは特に人気があります。

上記画像のreinsはアジ釣りの世界では有名でよく釣れますね。また、画像真ん中の上にあるネジワームは、少し短くちぎって使うとよく釣れるオススメルアーのひとつです。

アジングでの釣り方

陸から狙うアジングは、基本夜釣りとなります。夜になると、港などの堤防にある常夜灯の光にアジが集まってきます。これは、光のあるとこに小魚やプランクトン、エビなどが寄ってきて、それをアジが食べに寄ってくるためです。

まずは、常夜灯に照らされた海面にルアーを投げ入れ、3秒程度ルアーを沈ませてから、ゆっくりリールを巻きます。リールを巻く速度は10秒で2回~3回程度となります。

それから、ルアーを投げる都度にルアーを沈ませる時間を長くしていき、海底近くまでしずめていきましょう。どの層にアジがいるか探しましょう。

何度か試している内に、アジが当たる層があります。以後はその層までルアーを沈めて何度もルアーを泳がせて誘っていくと、アジからの反応があります。かるく合わせてゆっくり釣り上げましょう。

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アジは、口の皮が薄いため、ゆっくり引き上げることが大切ですよ。

マル秘オススメ陸釣りの場所

根岸湾の陸釣りの場所。コインパーキンまで約500メートルです。よく釣れる場所はローソン前から火力発電所入り口までです。

横浜でも陸からよくアジが釣れるオススメの根岸湾を紹介していきます。よく釣れる時期は6月から10月頃までですね。通年狙うことも可能です。

場所は、16号線の磯子警察署前信号を海側に曲がりまっすぐ行くと根岸湾が見えてきます。ナビでは、ローソン横浜新磯子町店を目的地としてセットください。ローソンの前が釣り場となります。

駐車場は近くにコインパーキングはありません。少し歩きますが約430mのところに、リパーク横浜磯子2丁目(全日18:00ー08:00 最大500円)という夜釣に最適な安いコインパーキンなどがあります。

今回紹介している場所は、根岸湾の中でも一番奥に位置して、波がほとんどなく風の影響も受けにくい場所、及びいたるところに常夜灯があり、明るく非常に釣りがしやすいところです。初めてアジングする人には最適な場所ですね。

よく釣れる場所は、図のポイントと書かれ囲まれたところです。常夜灯があるところなら何処でも釣れる可能性が高いですね。移動しながら広範囲に狙っていきましょう。

釣れる場所の殆どは2メートルから5メートルの水深です。まず常夜灯に照らされている所にルアーを投げ、表層から海底までルアーを順に沈めそれぞれの層を泳がせてください。

反応がなければ、少し移動して各層を狙いながらルアーを投げ込んでいきます。また、海面に照らされた常夜灯の明かりが切れる光と陰の境界は、よく釣れる場所です。

まとめ

横浜の陸からでも東京湾の美味しいアジが手軽につれるアジングを紹介してきました。特に、横浜の根岸湾は初心者には非常に釣りやすいところです。

  • アジングは、コンパクな道具・仕掛けで手軽にアジが釣れる
  • 軽い仕掛けを使うため、道具は柔らかい細いものがよい
  • 常夜灯など明かりがあるところを狙う
  • 陸から十分に釣れる根岸湾はオススメ

アジングはだれでもすぐ始める事ができるルアー釣りです。今回はアジングを初めてする初心者向けにアジングについて解説して来ました。まず、釣りに出掛けて一匹釣り上げましょう!アジングの楽しを十分に堪能できますよ。

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