青物を惑わす【弓角】!オススメ仕掛け・結び方を初心者向けに解説

東京湾で釣ったイナダ。

昔からある弓角仕掛けは、現在も安定した釣果を出し続けている今も人気の釣りの一つです。

小魚に似せたプラステックの集魚材に針を付けた弓角(弓の様に曲がっている)を、ネズミ(うさぎ形もあり)の形をした飛ばし浮きや軽いジェット天秤オモリに付けます(ハリスを介して)。

その仕掛けを投げて、弓角をキラキラ回転させながら、魚を呼び寄せ、サバ、イナダなど小型青物を狙う釣りです。

特に表層(海面)で食わすと、魚が海中から食いかかるところが見れ、「ガバッ」と弓角をかっさらっていく様子はいつ見ても爽快ですね。

弓角は堤防などの陸っぱりからでも、夏の終りから晩秋まで十分に狙え、オススメの弓角を使った釣り方・仕掛けの結び方などをわかりやすく説明していきます。

2021年9月に東京湾で、鳥山にイナダが跳ねている情報から、ボートから弓角で狙った釣行記も合わせて参考にしてください。

目次

弓角とは日本古来のニセエサ

弓角とは、もともと角やアワビの貝殻などを弓型に削り、小さな魚に似せた疑似餌です。現在ではプラステック製になっています。

主に、砂浜から青物を狙うために使われることが多かったため、弓角を使った釣りは【サーフトローリング】と呼ばれることが多いですね。実際は、堤防などでも使われ、多くの釣果を出しています。

弓角を使った仕掛け

弓角自体は、軽く全く飛ばないため、トレーナーという「飛ばし浮き」や「ジェット天秤」を付けて、遠くに飛ばす仕掛けを作ります。そのトレーナーにハリスを1~2メートルつけ、ハリスの先端に弓角を結び、思いっきり遠くへ飛ばします。

弓角につけるトレーナーの役割と選び方

遠投マウスとジェット天秤の画像 (保有分)
トレーナー

トレーナーは、弓角を遠くへ飛ばす役割がある道具です。種類は大きく分けて2つあります。

  • 遠投マウス(またはスキップバニー) 表層や表層下を狙う
  • ジェット天秤 遠くへ飛ばし、海底から表層まで全ての層を狙う          

魚が表層で跳ねている時などは、遠投マウスを思いっきり投げ、表層を水しぶきを上げ、弓角がクルクルキラキラ回転する様子を見ながら釣ることは、気分が高揚しすごく楽しい釣りですね。魚が下から湧き上がってきて、弓角を捕食する様子も見れ好きです。

遠投マウス(スキップバニー)ジェット天秤
特徴表層をしぶきをあげなら泳ぐ(フローティングの場合)底から表層まで幅広い層を引ける・手軽
飛距離ボディに空気抵抗あるが、まずまず飛距離は出るかなりの飛距離が出る
スピードボディの抵抗があり、スピードは遅いかなり早く巻け、スピード有り
価額1000円前後一個100円~300円程度
楽しみ目で見て楽しめる(派手な色でどこにいるのかわかる)手軽に楽しめ、釣果も期待出来る

また、遠投マウス(スキップバニー)は2種類あり、ネズミの形かウサギの形かの好みで使えばいいですね。どちらもオススメで、値段もほぼ同じです。

  • 遠投マウス:ネズミの形 飛距離が少しスキップバニーより出る
  • スキップバニー :ウサギの形 

弓角の種類とハリスへの付け方

弓角の種類は、一般的に釣具屋で売っているのは、プラスチック製のみで、実際に使うのも、プラスチック製です。

  • 大きさ
    • 4センチか4.5センチが売ってますが、食いは変わないのでどちらでもいいです。迷ったら小型にしましょう。多くの魚種が釣れる傾向があります。
    • ①潮が澄んでいる時は青系。②潮が澄んでいない時はピンク系。大まかな判断材料です。
  • 値段
    • 2個入は400円~600円です。高くはないですね。

弓角の大きさ、色はそんなに釣果に影響しません。自分の好みでいいです。値段もそれほど高くないため、数種類購入することもオススメします。

ハリスへの付け方は、弓角の内側から外へ向けてハリス(糸)を通し、八の字結びでコブを作り終りです。コブが小さい場合は、八の字結びを2回行ってください。

弓角を糸に結ぶ説明画像(自作)
片方だけ八の字結びで止める

8の字結びのやり方です。簡単ですので、何回かやって覚えておきましょう。各場面で使う場合が多いです。

8の字結びの仕方1(自作)
先端を下から通し輪を作る
8の字結び方2(自作)
先端を上から輪にかぶせる

8の字結び方3(自作)
先端を輪の下から上へ抜く
最後、両端を引張り完成 

ハリスの号数と長さ

ハリスの号数は、5号~7号程度で、長さは1~2メートル程度が扱いやすいです。

長さをあまり長くすると、投げるときに邪魔になったりしますので、2メートル未満がいいですね。実際に竿の長さより、仕掛けが長いと投げるのに苦労します。

弓角を使った釣り道具

砂浜から釣る場合と堤防から釣る場合は少し違いますが、基本1メートル程度の仕掛けが投げれ、イナダなどの小型青物の引きが耐えられる道具であれば、お手持ちの道具で全く問題ありません。

  • 竿
    • 4~5Mの磯竿、3M前後の投げ竿、サーフからは5M程度の竿が楽しめます。
  • リール
    • 中型スピニング(3000番~4000番)
  • ライン
    • PEライン1号~3号までがオススメです。ナイロンライン3号~4号で大丈夫。

専用の道具はないので、トレーナーの重さが投げれれば大丈夫です。

gen

水面が小魚でざわざわしたら、今釣っている道具に、弓角仕掛けのみを付け替え、思いっきり仕掛けを投げましょう!

弓角を使った釣り方

弓角の使った釣りは、魚のエサとなる小魚が小さいときが一番の釣るタイミングであり、その小魚がいる場所及び層(水深)に弓角を投入れ、泳がすことが大切であり、釣果に結び付きます。

青物が、メタルジグ(鉄のルアー)やミノー(魚に似せたルアー)に反応しない時は、小さな小魚を捕食していることが多く、その時は、小さくキラキラひかり、回転しながら泳ぐ弓角の出番です。

エサとなる小魚がいる所へ投げ入れる

海面をよく見ていると、小魚がバシャバシャする時があります。その時は青物(サバやイナダなど)が小魚を追いかけている場合が多く、その場所へ素早く弓角を投げ入れることが大切です。

小魚がいる場所が遠い場合は、よく飛ぶジェット天秤に弓角を付けて、投げ入れましょう。投げ入れたら、基本高速でラインを巻きつづけましょう。ただ巻いてくるだけで釣れます。変に動かすと仕掛けが絡んだり、捕食がしづらくなるためです。

青物のいる層(水深)に弓角を泳がせる

海面が小魚でざわついている時は、青物が捕食するために追いかけて表層近くにいることが多いが、実際は色々な層にいることも多いため、釣れる層を見つけることも釣果を伸ばすコツとなりますね。

表層を狙う場合

水面が騒がしい場合で、そう遠くない場所なら、迷わず遠投マウス(スキップバニー)を使いましょう!巻くスピードは基本1秒に一回転リールを巻くスピードですが、その日の状況に合わせスピードを変化させるのもいいです。

遠投マウス(スキップバニー)を使う理由
  • 表層を水しぶきを上げながら泳ぐため、魚に捕食スイッチが入りやすい
  • 弓角がクルクル回り、キラキラ光るところが目視出来て、楽しい
  • 遠投マウス(スキップバニー)の目立つカラーであり、どこを泳いでいるのか分かり、捕食する瞬間も見れドキドキする

遠くにいる場合は、ジェット天秤を付け、竿を11時の方向に立てて、早いスピードで引いてきましょう。

中層、底層を狙う場合

中・低層を狙う時は基本、ジェット天秤を付けて仕掛けを投入れます。

各層を引いてくるコツは、竿の立てる角度です。縦気味にすると上の層、寝かし気味にすると低層付近を泳ぎます。また、早く巻く方が仕掛けが上の層に行き、遅く巻くと下の層に行きます。

まずは、表層から仕掛けを引き、徐々に引く層を下げていきましょう。低層から狙うと、エサとなる小魚が仕掛けがある層まで沈んでしまし、小魚の群れが直ぐにバラけるためです。

2021年9月千葉県富津沖での釣行記

9月中旬に陸っぱりからの青物釣果情報がまだ入ってこないため、ボートを船長として操船して、青物調査に行ってきました。

この日は、天気もよく海に小さなイワシが大量に入り込み、鳥もいたるところ飛んでおり、青物が釣れる雰囲気がムンムンでした。

仕掛け投入れ

みんながメタルジグなど投げるなか、鳥山(鳥が何匹も表層で小魚を追って捕食している状況)に向かって、弓角を付け、もう10年以上も使っているスキッピバニーを投げ続けました。

サバ・イナダの釣果

何度か、海面下から魚が出てきて弓角をくわえようとするが食い損ねがあり、その都度「ドキっ」とします。鳥山は続き、チャンスとばかりに何度も仕掛けを投入れ、スキップバニーをバシャバシャさせながら引いてきます。

海面から「キラッ」と魚が見えたらそのまま弓角をくわえ、竿に「ズシィ」と重みが乗り、サバが上がって来ました。続けて今度はイナダがかかり、釣り上げることが出来き、ほんと楽しかったです。

初めに掛かったサバは、船べりまで釣り上げたが、スキップバニーを結んでいたラインがほつれ、サバと10年連れ添ったスキップバニーと弓角ともども海の中に消えていき悲しかった。
かわりに、その後はネズミの形の遠投マウスを使用してます。

表層で釣れる瞬間が見えることは、ほんと興奮して楽しいですね。

弓角を使って魚が掛かったら、糸を決して緩めることなく、少し強引でも引き上げてきましょう。ハリも小さく、弓角に直接ハリがついて遊びがなく、魚の口から外れやすいためです。

まとめ

古来からのニセエサである弓角を使うのは、何かロマンがありますね。

弓角を使った釣りは、トレーナーと言われている飛ばし浮き(遠投マウスなど)かジェット天秤にハリスで結んだ弓角を付けて、海に投げ入れるだけの、簡単仕掛けで青物を釣るおすすめの釣り方です。

弓角は、小さくて海の中でキラキラひかりながら回転し泳ぎます。青物が食べる小魚が小さい時は、メタルジグやルアーより圧倒的に有利です。手軽な仕掛けであり、海面が小魚でざわついたいたら、すかさず弓角仕掛けを投入れましょう。

夏の終りから晩秋にかけてが、青物シーズンとなります。近くの堤防でも青物が釣れているとの情報があれば、弓角とトレーナーを忍ばせて釣行にいき、是非青物を狙ってください。表層で釣れる青物釣りはほんと楽しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる